今回は2023年7月にオープンした狸小路の水族館「AOAO SAPPORO」に僕「砂時計」と「みうら」さんとで行ってきましたので、展示されている生物や内観をご紹介していきます。
AOAO SAPPOROへの行き方
AOAO SAPPOROの場所
AOAO SAPPOROは狸小路3丁目にある複合施設「モユクサッポロ」の4階から6階にあります。
地下鉄で向かう場合
今回は大通駅から向かいました。AOAO SAPPOROは地下直結ですので、地下鉄でのアクセスが便利です。
大通駅の南改札口からまっすぐ歩いていくと、右手側にサーティワンアイスクリームがあり、向かって反対側の左手に進むとAOAO SAPPOROが入っているモユクサッポロに到着です。
車で向かう場合
AOAO SAPPOROには専用/提携駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングの利用がおすすめです。
詳しい場所はこちらをご参照いただければと思います。
水族館内のご紹介(4階編)
入口~チケット購入
モユクサッポロのエスカレーターを上がっていき、AOAO SAPPOROのフロアに差しかかると途端に照明が抑えめになり、日常とは異なる空気感を肌で感じられます。
チケット購入はタッチパネルで行います。券売機の近くにはスタッフさんもいて、スムーズに購入を行うことができました。
水の循環のラボ
こちらのエリアには人工海水製造機が展示されていて、実験室のようなワクワク感が味わえます。
入場ゲートでスタッフさんにチケットを提示すると、いよいよ生き物達がいるエリアに突入です。ゲート前にはプロジェクターによる解説もありました。
水の生物のラボ
入場ゲートを抜けると、そこには早速心を躍らせる光景が広がっていました。
実験室のようなライティングがされた水槽の中には、それぞれ見たこともない小さな生き物達がいます。
こちらのエリアでは生き物たちの健康管理を行うための予備水槽が展示されている他、タイミングが合えば餌を調理する様子も見ることができます。
壁には「AOAO SAPPORO WONDER STAFF NEWS」と題された最新情報が書かれています。
こうしたスタッフさんの遊び心が光っているのもAOAOSAPPOROの魅力ですね。
4階の生き物
ソメンヤドカリ
飼育員さんの作業スペースを抜けると、生物の展示エリアに到着します。
写真に写っているアンダーソンサラマンダーは、カメラを向けるとこちらに近づいてくる好奇心旺盛な子たちでした。
二ホンウナギも展示されています。生き生きと動いている姿は貴重に感じますね。
解説文によると、以前は見られなかった北海道内でも二ホンウナギの生息が確認されているそうです。
スジアオノリも円形の近未来的な水槽で展示されています。
こちらのエリアはとても幻想的な雰囲気で、写真映えスポットとしてもおすすめです。
スジアオノリたちは常に回転しています。
時間を忘れて見つめてしまう、不思議な魅力がありました。
水族館内のご紹介(5階編)
ネイチャーアクアリウム
エスカレーターで5階にあがると、そこには美しいアクアリウムが待っていました。
青々とした水草が生い茂る中、小さな水棲生物たちが生き生きと暮らしています。
ガラス面がお気に入りなのか、ずっと水槽に張り付いている子もいました。
観察と発見の部屋
ムツゴロウ
アクアリウムエリアを抜けると、沢山の水槽と本が展示されている場所に辿り着きました。
こちらは「観察と発見の部屋」と呼ばれるエリアで、全43本の水槽とその中にいる生物にまつわる本が展示されています。
2匹のチリメンナガクビガメも首を長くしながら悠々と暮らしていました。
可愛らしいチンアナゴ達も暮らしています。
展示されている本も学術書だけではなく、バラエティ豊かな書籍が揃っています。
逆立ちしながら泳ぐ魚「ヘコアユ」も人気の展示です。
沢山のヘコアユが暮らしている様子はまるでファンタジー世界の魚のようで、幻想的な光景です。
今回は餌やりタイムに遭遇することができましたので、その写真もご紹介します。
ヘコアユたちが一斉に餌を求めて群がる様子は、まるで一匹の大きな生物のようでした。
ベビールーム
絵本やAOAO型のクッションがあるほか、鍵付きのアコーディオンカーテンで仕切られた授乳室も設置されています。
清潔感があって広々としたスペースですので、小さいお子様がいらっしゃる方も安心して利用することができます。
ミュージアムショップ
4階の入り口付近にあるミュージアムショップではペンギンのぬいぐるみなど、沢山のグッズが販売されています。
ミュージアムショップはAOAO SAPPOROに入館する時と退館する時、どちらのタイミングでも利用できます。
館内のペンギン達とおそろいにできる「P推しグッズ」ペンギンバンドも販売中です。
クラゲのぬいぐるみなど、ユニークで可愛らしいグッズも揃っています。
水の生き物に関する種類豊富なガチャガチャも設置されています。
ご紹介しきれないほど沢山のバラエティ豊かなグッズが販売されていますので、お土産探しも楽しいスポットです。
インタビュー
今回は企画担当の方へインタビューをし、お話を聞くことができました。
AOAO SAPPOROの特色や魅力についても詳しく教えてくださったので、ご紹介していきます。
スタッフさんのおすすめエリア
おすすめのエリアは「ペンギンの水槽を囲むように配置された、リラックスできる空間」との事です。
暗い照明の中でペンギンたちがライトアップされた空間は、確かに心が安らぐ雰囲気でした。
こちらのエリアには、凛々しいキタイワトビペンギン達を眺めながらお食事もできるテーブル席もあります。
一番人気のエリアはペンギンのフロア?
日本人の中でも知名度が高くてなじみやすいペンギンはやはり一番人気で、そのわかりやすさが人気の理由との事でした。
そして、もう一つの人気エリアは「ブルールーム」。
大迫力のデジタルアートを楽しめるこちらのエリアは小さなお子様にも人気で、シャチを追いかける事もあるそうです。
他の水族館には無いAOAO SAPPOROの特色
左:枯れ葉に擬態しているリーフフィッシュ/右:トビハゼ
「多くの水族館では一つの水槽に色々な生物を入れて海や川を再現している」と語るスタッフさん。
しかしAOAOではあえてそれをやらず、一つの水槽に一種類の生物を展示なさっています。
「にょろ」 彼らがどんなお魚なのか、ぜひ現地で確かめてみてくださいね。
その理由は「1つの水槽に1種類にすることでより深く観察することが出来る」ためなんだそうです。
ワヌケモンガラドオシ
実際に見た感想としても、気が移らずにじっくりと集中して観察を楽しめました。
大きな生態系を再現した展示が見たい方は、「おたる水族館など海や川を再現している他の水族館もぜひ見に行ってほしい」と最後に語っていました。
行ってみて良かった所(感想)
館内はラボをイメージした幻想的な雰囲気で、暗めの照明も相まってとてもリラックスできました。
ウチワエビ
展示されている生物はどの子も魅力的で、時間を忘れて見つめてしまうような展示でした。
館内は清潔で、水族館特有の匂いもなく、温かな室温のなかで快適に過ごすことができます。
ウミシダ
一人でじっくり楽しむのはもちろん、ご友人やご家族と楽しんだり、あるいはデートスポットとしてもおすすめです。
続きは後編へ
6階フロアの展示・インタビュー後半の様子は後編でご紹介します。
後編の執筆担当はカフェラテ好きなみうらさんです。
今回は水族館限定のクロワッサンや青いカフェラテも頂いてきましたので、後編もぜひチェックしてみてくださいね。
AOAO SAPPOROの店舗情報
店名:AOAO SAPPORO
住所:〒060-0062 北海道札幌市中央区南2条西3丁目20
電話番号:011-212-1316
営業時間:10時00分~22時00分
支払い方法:現金・カード・電子マネー
駐車場:無
URL:公式サイト/公式インスタグラム