今回は、11月1日(水)~11月3日に札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)とさっぽろ地下街オーロラタウン(オーロラスクエア)で行われる『さっぽろ菊まつり』を紹介していきます!
さっぽろ菊まつり
https://www.sapporo.travel/chrysanthemum-festival/ さっぽろ菊まつり公式HP
さっぽろ菊まつりでは、札幌駅前通地下歩行空間をメイン会場に、丹精込めて育てられた多数の菊が出品され、菊の花の大きさや美しさが競われます。本格的な審査会が行われ、優秀作品には各省の大臣賞や北海道知事賞などが与えられます。
オーロラスクエアでは、ドーム菊やスプレー菊など様々に仕立てた菊で作る菊花総合花壇「オーロラ花壇」が設置されます。
会場詳細
札幌駅前通地下広場会場
札幌駅周辺と大通地区を結ぶ南北520メートルの札幌駅前通地下歩行空間で、通路両側に菊花を並べて展示が行われます。
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さっぽろ地下街オーロラタウン会場
さっぽろ地下街オーロラタウンでは、様々に仕立てた菊で作る菊花総合花壇「オーロラ花壇」が設置されます。
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大通ビッセ特別展示
大通ビッセ1階エントランススペースでも、菊花の展示が行われます。
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さっぽろ菊まつりの歴史
1963年に大通公園西7丁目を会場として、第1回「さっぽろ菊まつり」が開催
1968年会場を大通公園西8丁目に移し、菊花展示のほか民芸品の展示も行う。
1971年文部・農林水産・運輸の3大臣賞を設定。
1974年会場をさっぽろ地下街に移し、この年からミスさっぽろが市民に菊花のプレゼントを行った。
1982年第20回目の「さっぽろ菊まつり」を迎え、記念誌「20年のあゆみ」が刊行される。
1984年第22回目の「さっぽろ菊まつり」を迎え、過去最高の1,410点が出品された。
1986年新たに北海道開発庁長官賞が授与されることになり、合わせて4大臣賞が授与される。
1992年第30回を迎え、記念の菊花看板を制作し、記念式典を開催。
2002年第40回目の「さっぽろ菊まつり」を迎え、資料集「さっぽろ菊まつり 四十周年記念」が刊行される。
2011年主会場を札幌駅前通地下広場に移し、菊花展示のほか文化作品の展示や伝統芸能のステージが開催される。
2012年第50回目の「さっぽろ菊まつり」を迎え、資料集「さっぽろ菊まつり五十周年記念」が刊行される。
2022年第60回目の「さっぽろ菊まつり」を迎え、記念企画として、大通ビッセ 1 階エントランスにおいて菊花花壇の特別展示が実施されたほか、記念ロゴが制作された。
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さっぽろ菊まつりのイベント情報
イベント名:さっぽろ菊まつり
開催場所:札幌駅前通地下広場会場・さっぽろ地下街オーロラタウン会場・大通ビッセ特別展示
お問い合わせ:011-281-6400
HP:さっぽろ菊まつり公式ウェブサイト
ここからはさっぽろ菊まつりをより楽しむための菊の仕立て方や種類を紹介していきたいと思います。
菊の楽しみ方
菊の見方
菊はとても丈夫な草花で、放っておいても育ちますが、ここに出展されている作品は、それぞれが丹精こめて育てられたものです。雄大に盛り上げて咲く厚物や、どこまでも繊細で優雅な管物など、一つ一つの花に菊づくりの気持ちが微妙に現れています。
菊の審査方法
出品されている菊は、下記のように数種類あり、例えば3本仕立のような大菊は、単に大きさだけではなく花や葉の形、虫の害がないかなどを総合的に審査し、盆栽は、根張りがしっかりしていて、幹は根元から徐々に細くなっているかに着目して審査します。
仕立ての種類
1本仕立
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1本の苗から作るもっとも基本的なつくりで、高さは90~160センチになります。
3本仕立
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1本の苗を摘心して、3本に分枝させて仕立てます。花を前2輪、後1輪に配したシンプルな仕立て方で、大菊の標準的なつくりで、高さは90~160センチになります。
盆栽仕立
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盆栽の基本パターンに基づいて、菊をあしらい自然の景観を模してつくります
福助仕立
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1本仕立の菊を、矮化剤という薬剤で高さ45センチ程度にしたつくりです。鉢よりも大きな花を咲かせる姿が福助人形に似ていることから、この名がつけられました。
だるま仕立
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3本仕立の菊を、矮化剤により高さ65センチ程度にしたつくりです。花を咲かせる姿がだるま人形に似ていることから、この名がつけられました。
懸崖仕立(ケンガイシタテ)
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断崖絶壁などに自生している木の姿を、菊で表すつくりです。
菊の分類
大菊
花径が18センチ以上のものを大菊と呼び、「厚物」「管物」など分類されます。
厚物(アツモノ)
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大菊の代表的な花形で、数百枚の花弁が中央の花芯に向かって鱗状に組みながら球状に丸く盛り上がり、「盛り咲き」とも言われます。
管物(クダモノ)
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花弁が細長い管状になっており、通常花弁の先端に堅い球巻きがついています。
小菊
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花径が9センチ以下のものを小菊と呼び、さっぽろ菊まつりでは、懸崖仕立、盆栽仕立の部門に小菊が出品されます。
ドーム菊
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日本の菊がアメリカに渡って改良されたのち再導入されたもので、自然に芽止まりして分枝を繰り返し、半球形のドーム状に花でうずまることからこの名で呼ばれています。
スプレー菊
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花を小枝状(spray)に数輪咲かせることからスプレー菊と呼ばれます。花弁と花芯の色が違うカラフルなものから、淡い色彩の清楚なものまで様々な種類があります。
使用している画像・情報はさっぽろ菊まつり公式HPより引用しています。