3人の浮世絵画家の壮大な物語を味わえる【近美コレクション】浮世絵のヒロインたち　組物・続き絵から生まれるストーリー

こんにちは☀

先日バーで立ち飲みしていたら友人との会話が面白く、飲んでいたビールを吹き出してしまい目の前のカウンター席に座っていたもう1人の友人の頭にぶっかけてしまうというテロ行為を起こしたシバ氏です🍺

謝り倒している私に「大丈夫だよw(*^-^*)」と言いながら頭をティッシュで拭いていた友人が聖人すぎる…本当にすいませんでした。

私の周りには優しい変態がたくさんいてくれて本当に幸せです。

…さて、今回は展示会の紹介です。

7月9日(火)～9月26日(木)に北海道立近代美術館で開催される浮世絵のヒロインたち　組物・続き絵から生まれるストーリーという展示会を紹介します。

いくつかの展示会が「近美コレクション」と題し同時開催されますが、今回はこの展示会のみを紹介します！

浮世絵のヒロインたち　組物・続き絵から生まれるストーリー

近代美術館ウェブサイトには

【歌川国貞、国芳、溪斎英泉が描いた、複数枚からなる「組物」や数枚をつなぎ合わせて大きな画面を形づくる「続き絵」の美人画により、それぞれの画面の関連性から生みだされる広がりとストーリーの世界を3期に分けてご紹介します。】

とあります。

うぅ～ん！「複数枚からなる「組物」や数枚をつなぎ合わせて大きな画面を形づくる「続き絵」の美人画により、それぞれの画面の関連性から生みだされる広がりとストーリーの世界」というこの文章を見るだけでワクワクしてきます！

浮世絵とは？

インターネットには（Google先生いつもあざす！）

主に江戸時代に日本で盛んだった木版画や絵画の一種で、当時の日常生活を描いた芸術作品。これらの作品は、日常の風俗、美しい風景、有名な歌舞伎役者や美人画といった様々な主題を扱いました。 浮世絵はその鮮やかな色彩と独特の構図、そして日本文化の美しさを象徴する表現で、多くの人々に愛されています。

とあります。

「浮世絵はその鮮やかな色彩と独特の構図、そして日本文化の美しさを象徴する表現」の「日本文化の美しさを象徴する表現」という言葉が本当に素敵ですよね。

3人の浮世絵師

歌川国貞（うたがわ くにさだ）

江戸時代の浮世絵師です。

1786年6月15日に生まれ、1865年1月12日に没しました。

代表作には『当世三十弐相　よくうれ相』や『大当狂言ノ内 八百屋お七』、『東海道五拾三次之内 京
石川五右衛門』などがあります

彼の絵を見ると、絵のなかの人間の「眼」にいい意味でゾッとします。

歌川国芳（うたがわ くによし）

江戸時代末期の浮世絵師です。

1798年1月1日に生まれ、1861年4月14日に没しました。

代表作には『相馬の古内裏』や『山海め伝度図会 津ゞきが見たい 志州西宮白魚』、『甲越勇将伝 上杉家廿四将 本庄越前守繁長』などがあります（私はこの絵が結構好きです）。

大胆な筆運びが魅力です！（私個人の意見です）

溪斎英泉（けいさい えいせん）

江戸時代後期の浮世絵師です。

1791年に生まれ、1848年8月20日に没しました。

代表作には『時世美女競 東都芸子』や『江戸日本橋 見立吉原五十三対扇屋内 花扇』、『仮宅の遊女』などがあります。

彼の美人画は艶っぽく、色気を帯びた女性が多く描かれているのが特徴だと思います。

ロマンポルノ感があります（これも私個人の意見です）

どの絵師も絵を見れば、浮世絵に興味がない方でも「あーこの絵見たことある！」となると思います！

こんな素晴らしい画家たちの絵が展示されるだけでなく、点と点だったそれぞれの絵がつなぎあわされ、それぞれの画面からなる大きな物語を感じられる面白い展示会になると思います。

私も観に行きます！みなさんもぜひ観に行ってください🖼

観覧料

一般 510(420)円、高大生 250(170)円
近美コレクションと三岸好太郎美術館(特別展を除く)を両方観覧する場合は一般 830(670)円、高大生 410(270)円

※(　)内は10名以上の団体料金です。

無料の方
65歳以上、中学生以下、身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方（ミライロID利用可）及びその介護者(１名)に該当する方。(受付で手帳等をご提示ください)

7.17(道民の日）、7.21(当館開館記念日)にご来場のすべての方。
高校生が毎週土曜日および学校の教育活動で利用する場合も無料です。

アクセス

https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb/access/

北海道立近代美術館までのアクセス情報はこちら

掲載した画像は北海道立近代美術館ウェブサイトから引用しています。